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弁護士・税理士の鳥光でございます。
空き家については、増加していることが問題とされることが多いです。
しかし、少し前のNHKのウェブサイトの記事によれば、移住希望者の数に対して、空き家の数が足りないという地域があるとのことです。
https://www.nhk.jp/p/ts/2W7WM664QP/blog/bl/p49ydrXMn4/bp/pOBXX6373a/
(リンクは公開時点のもの。リンク切れの際はご容赦ください。)
空き家の数が足りていないがゆえのことではありますが、老朽化した古民家を修繕して住む方もいらっしゃるという点はすごく良いと感じました。
家を修繕して使い続けるという文化が根付くことで、家は消耗品ではなく資源・資産になると思います。
(もちろん、日本は台風や地震など、家がダメージを受ける自然現象が多いので、限界はあるとは思いますが)
普段、相続財産清算人の業務などで一軒家を清算する場合、多くは現状有姿で売却し、その後解体されます。
残置物がとても多かったり、10年以上放置されていてひどく傷んでいる家も多いので、解体することはやむを得ないと考えつつも、心のどこかでは家を再生できたらよいのにと思うことはありました。
修繕が必要であるがゆえに、購入の候補から外れてしまう空き家もあると思います。
そこで、大工さんなどのプロの方ではない方でも、ある程度簡易な修繕であればできるという技術を持つようになれば、選ぶことができる空き家も増えると考えております。